SDGsの取り組み



法忍寺のSDGs宣言
Houninji Temple's SDGs Declarations

法忍寺は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
法忍寺は、あらゆる人々が希望を持ち、生きることが楽しいと感じる、
御同朋・御同行(おんどうぼう・おんどうぎょう)の社会の実現をめざします。
これは私たちの使命であり、
「誰ひとり取り残さない」ことを誓うSDGsの目標達成への取り組みにもつながります。
2022年10月
真宗大谷派 幽谷山 法忍寺
住職 皆田世雄
真宗大谷派 幽谷山 法忍寺
住職 皆田世雄
SDGs(Sustainable Development Goals)とは

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰ひとりとして取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。


寺院のSDGs
SDGs at Our Temple

寺院が取り組むSDGsとは?

寺院とSDGsの関係
2018年、世界仏教徒連盟は、世界仏教徒会議日本大会において「東京宣言」を採択し、『持続可能な開発目標(SDGs)の実現を支援します』と宣言しました。
仏教の「あらゆる命を分け隔てなく救う」という教えと、SDGsの前文に掲げられている「誰ひとり取り残さない」という理念は、非常に親和性が高く合致しています。
寺院には、地域社会とのつながりを持ち、SDGsへ積極的に取り組み、支援する役割があると考えられます。
寺院には、地域社会とのつながりを持ち、SDGsへ積極的に取り組み、支援する役割があると考えられます。
寺院と親和性が高いとされるSDGsの目標

世界には理不尽な差別が根強く残り、格差も広がっています。年齢、性別、障がい、人種、民族、出自、宗教、所得格差などに基づく差別や不平等を解消し、多様な人たちが活躍できる社会となるよう仏教の教えをもって支援することが目標達成につながります。

年中行事や、寺院・住職の個性を生かしたイベント開催などで、地域コミュニティの活性化に取り組むことができます。 「寺院が人々に寄り添い、頼られる場所」であることを次の世代の子どもたちに伝え感じていただくことで、住み続けられるまちづくりに貢献します。


法忍寺が取り組むSDGs
Houninji Temple's SDGs Initiatives

法忍寺は、僧侶や寺院に関わるそれぞれの人が仏教そのもの活動とSDGsのつながりを理解し、普段の事業活動の中で取り組みを実践しています。
Initiative 01

てらyoga
・ヨガを通じて心身ともに健康に
法忍寺では、「てらyoga」を開催し地域の皆さまに参加いただいています。
ヨガは全身を動かしコリをほぐすことで、身体を柔軟に導き、筋力や持久力、バランス能力の低下を予防することが期待できます。お寺とヨガは、静かで心を落ち着かせるという点でとても相性がよく、また、近年の研究によると、瞑想(めいそう)は脳を休ませる効果があるとされ、認知症予防効果も期待されています。




Initiative 02

魅力ある地域情報の発信
・語り継がれる十九女池(つづらいけ)伝説
関ケ原町(せきがはらちょう)の十九女池(つづらいけ)には、池の大蛇が十九ぐらいの美しい娘となって、横笛を吹いて歩いたり、若者のいる家へお椀をかりにきたりしたという伝説があります。現在、お椀は法忍寺、横笛は八幡神社の宝物となっています。
十九女池伝説は昔から今まで人づてに語り継がれ、当時の風習や庶民の様子を知る貴重な伝説です。法忍寺はホームページから情報を発信し次世代にお伝えしてまいります。
十九女池伝説は昔から今まで人づてに語り継がれ、当時の風習や庶民の様子を知る貴重な伝説です。法忍寺はホームページから情報を発信し次世代にお伝えしてまいります。




Initiative 03

平等
・どなたにも平等に宗教を
私たちの住む世界には、生まれた国、人種、民族、宗教、性別、障がいの有無、性的指向などによる、さまざまな不平等や差別が、世界各国で根強く残っています。また、日本においては、65歳以上の高齢者のいる世帯や1人親世帯、男女の所得格差も課題です。まずは、それぞれの違いを認めあい、理解することが大事だと法忍寺は考えます。




Initiative 04

社会への情報発信と対話
・慈しみの心を育て、分かりあう社会へ
昨今はコミュニケーションの手段が限られ、SNSでは自分の言いたいことだけを発言するなど、排他的傾向が広がりさまざまな分断が生じています。人と人との関わりが難しい今、法忍寺は活動や対話を通じて地域社会の皆さまとともに慈しみの心を育て支えあい、分かりあう社会となるよう活動しています。




Initiative 05

地域社会との交流
・地域の皆さまが集うお寺として
当寺は「法忍寺こども会」の開催や「花まつり」のスタッフとしての開催など、さまざまなイベントを行っています。子どもたちや高齢の方までそれぞれの世代が一体となった、笑顔あふれるあたたかい取り組みです。地域社会の交流を大切に継続的に実施しております。




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0584-43-0097
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